« 希有のエッセスト、藤本邦彦さん | トップページ | 「火垂るの墓」再放映決定に思う »

2018年4月 8日 (日)

1965年にオーストラリアへ留学し、そのまま居ついた女性がいます

 アマゾンの本棚を覗いていたら、さんこう社が2009年に刊行した伊佐ピンカートン曄子さんの「ふたつの文化に生きるー日本とオーストラリア」について書かれたカスタマレビューをみつけました。この本は、伊佐さんの弟が私の知り合いだったので作ったものです。

 ルフトハンザ航空のスチュワーデスに合格したのに就職せず、英語力を磨くためオーストラリアへ留学したのが27歳のとき。そのままオーストラリアに居ついて日本語教師、旅行業、翻訳業とキャリアを積み重ねた伊佐さん。今でもオーストラリアで生活されています。
 この本には一人の女性のグローバル精神が溢れています。リベラルな家庭で育った日本での生活。オーストラリアでのキャリアウーマンの姿。今では珍しくないことですが、1965年に飛び立ったのです。当時は新鮮なことだったでしょう。それぞれの国での生活が生き生きと描かれた素晴らしい本です。
 本が出来たときに、お孫さんを連れて帰国されたのですが、気さくで感じのいいおばさんといった雰囲気でした。今年か来年、また帰国されるそうです。お会いできればいいなと思っています。
 そういえば、本ができた翌年、伊佐さんの知人がオーストラリアから訪ねてきて、オーストラリア在住の日本人達の移住談を纏めて本にしたいと言ってました。面白い企画と思ったのですが、数千冊を日本で作る費用よりも、オーストラリアへ送る送料が莫大なものになりそうなのであきらめた記憶があります。
 本作りをしていて一番の楽しみは、その人なりに独自の世界をもった著者との出会いです。企画も人あってのもの。新しい出会いを求めて、今日もふらふら、明日もふらふらの毎日です。

« 希有のエッセスト、藤本邦彦さん | トップページ | 「火垂るの墓」再放映決定に思う »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 希有のエッセスト、藤本邦彦さん | トップページ | 「火垂るの墓」再放映決定に思う »